体内AGEs(糖化度)測定装置 AGEsセンサー導入のお知らせ
2025年5月12日
今回は体内AGEs(糖化度)測定装置 AGEsセンサー導入のお知らせとAGEs(糖化度)って何でしょうというところ
をお話していきたいと思います
AGE Reader muは、糖尿病疾患などで加速的に生成が亢進されるAGEs:最終糖化生成物(Advanced Glycation Endproducts)を、 非侵襲・短時間で測定する新しい測定器です。 AGE Reader muは蛍光分光方式で、皮膚・皮下の血管壁に蓄積されるAGEs をAutofluorescence(AF/自己蛍光量)として検出し、 その積分データをAGEs 値として算出する画期的なシステムです。

今回久米川Cosmos矯正歯科にて導入のきっかけは、不正咬合を持つ小児の子どもにアレルギー性鼻炎や花粉症、アトピー性皮膚炎などの症状のお子さんが非常に多いのも特徴です。日々の食生活によってアレルギーの増悪が認められることは多くの研究結果らも分かります。
小児では代謝が良いので、数値は高く出ませんが親御さんと同じものを召し上がっていればいずれ数値が上がっていく事が予想されますので親子での検査をおすすめしています。(費用はお二人で5500円)
1)AGEs(エージーイーとは……?)
食事などで過剰に摂取した糖とヒトのカラダを主に構成しているタンパク質が結びつくことで体内に生成される物質で、最終糖化産物(Advanced Glycation Endproducts)と呼ばれています。
ヒトの加齢現象や健康に関わる物質として、近年研究が進んでいます。肌、血管、骨なども主にタンパク質からできており、このタンパク質が糖と結びついて、糖化が進むとタンパク質は本来の働きができなくなり、カラダの機能に様々な変化が生じます。
健康的な生活を送っている人は、加齢にともなうAGEsの蓄積はそれほど多くはありません(健康な老化)。
しかし、不適切な食生活や生活習慣、運動不足などにより、AGEsの体内での蓄積は急激に増加していきます(不健康な老化)。このため、AGEsは生体内における「生活習慣のバイオマーカー」と言われ、そのAGEsスコアは、いわばその人の「生活習慣の成績表」と言えます。
また、AGEsの蓄積が健康面や美容面でも体内の生理現象にさまざまな悪影響を与えることも、近年明らかになっています。

2)AGEsは下がるの?
残念ながら食生活や生活習慣を改善しても数値は下がらないのが事実です。しかしながら、この数値をあげないように生活していく事が今後の健康面を維持していくためには大切です。
当院としては不正咬合の原因となっている低位舌を改善し、鼻炎やアレルギー症状が少しでも軽減するために、食生活、生活習慣の見直しをしていただくお手伝いができればよいと考えております。
ご希望の方は、治療途中でも可能ですのでスタッフ、ドクター迄お申し付けください。
院長




