舌突出癖はどのような子供に多い?
2025年4月19日
皆さん、こんにちは
鼻炎と舌突出癖のお話です。舌突出癖とは、嚥下や発語時に舌が前方へ出てしまう悪習癖です。
この習癖により、前歯部の開咬や、下顎前突、上顎前突などの不正咬合になることが示唆されています。
舌突出癖が多い子の特徴
①鼻炎・花粉症(口呼吸)
②指しゃぶりが長かった
③おしゃぶりを使っていた
④幼少期、就寝時にタオルなどを咬む癖があった
今日は鼻炎と舌突出癖の関係性に対する論文がありますのでご紹介します。
1)鼻炎と舌突出癖の関係は??
ある研究によると小学校、中学校の生徒について各学年において舌突出癖(+)と舌突出癖(-)の鼻閉に有意差は
認められないものの中等度・高度の鼻閉を示す児童について舌突出癖(+)群の調査から、高度鼻閉
での嚥下時舌突出癖の発現は増加傾向が認められています
また、ある研究では9歳以上の児童において常に口が開いている児童の口唇閉鎖力は有意に低い値を示し、
口呼吸や鼻・口呼吸で呼吸している児童の口唇閉鎖力は有意に低い値を示していることが報告されています。
これは、小さいときはそれほどの差がなくても、ずっと鼻閉が継続し口呼吸を行うことで口唇閉鎖力が弱まる
ということを示しています。
習慣化されていくと中学生以降になってMFT(筋トレ)を行ってもなかなか効果が得られないのが現実なのかもしれません。鼻閉を含めて舌の使い方を習得するのには、上顎骨の成長のピークが4歳ごろ(10歳で終了)ということを考えると、小学校の3,4年生までには開始した方がいいのではないかと思います。
指しゃぶりも舌位の問題を引き起こすので、早めの対応が必要です。心配な方は一度相談にいらしてください。初診での相談は無料です!
2025/4/19 院長




